無駄吠え(色々な要因がありますが、要求吠えであることも多いでしょう)をなくすしつけのコツは、以下の3つがあります。
・無駄吠えする理由を探る
・犬の種別、性格を見極める
・無駄吠え(早めにやめさせないとご近所迷惑になってしまいますね)を止めたら褒める
これらの3つです。
まず、無駄吠えをする理由を探るということですが、私たち人間にとっては無駄吠えと思えることも、犬にとってはちゃんとした理由があるからです。
犬がどんなときに吠えているのか、その理由を検証する必要があります。
伝えたいことがあるのか、警戒しているのか、怖がっているのか、喜んでいるのか、たまには病気で吠えていることもあるでしょう。
愛(時には偽善だったり、押し付けだったり、自己都合だったりすることもあるでしょう)犬がなぜ吠えているのかを見極めて、しっかりしつけすることが、飼い主にとってはもちろん、犬にとっても良い事なのです。
続いて、犬の種別や性格を見極めるということですが、犬種によって性格や特徴が異なるため、しつけ方も変わってくるからです。
例えば、ミニチュア(ミニカーなどもミニチュアの一種といえるでしょう)ダックスフンドは、もともと狩猟犬であったため、吠え癖がつきやすい犬として知られています。
もともと気が小さい性格の犬だったりする場合は、叱りながらの訓練で委縮してしまったりすることもあるので、性格を見極めることも重要です。
最後に、無駄吠えを止めたら褒めることですが、犬が新しい行動ができるようになるたびに、ご褒美をあげるようにすると、ご主人様に従ったらうれしいことがあると覚えてくれるようになります。
ご褒美には、おやつをあげること以外にも、言葉をかけてあげたり、おもちゃを与えたり、撫でたり、遊んであげたりする方法があります。
慣れてきたら、おやつの量を減らしたり、褒める時間を減らして、メリハリをつけるようにしてください。
叱り続けるしつけよりも、褒めてやる気を出してあげるしつけの方が効果があるので、出来るだけ褒めるしつけを実践するようにしましょう