噛み付きをさせないしつけのコツとして、以下の3つがあるんです。
・主従関係をはっきりさせる
・痛いということをわからせる
・噛んでいいものといけないものをわからせる
これらの3つです。
まず、主従関係をはっきりさせるということですが、犬が人に噛みつくということは、人に対する支配的な行為と言えるからです。
要するに、主従関係が逆転してしまっている状況だと判断可能になっています。
子犬のころに服従心を身につけさせないと、あとが大変ですので早めに訓練(練習次第で、できなかったことでもできるようになるのが人間のすごいところだと思います)するようにしてください。
続いて、痛いということをわからせるということですが、犬にとって噛むということは愛情表現のひとつだったりするものです。
特に乳歯から永久歯に生え変わる生後2〜3カ月が重要で、じゃれて甘噛みしてくるため、このときにしっかりと教えこむ必要があります。
じゃれて強く噛んできたときは、「イタイ」「ダメ」と強く言葉(頻繁に口にしているものによって、現実が変わるとかいわれることもあります)を発して、痛かったのだということを犬にわからせるようにしてください。
最後に、噛んでいいものといけないものをわからせるということですが、犬が噛んでいいものや犬用のガムなどを与えてみましょう。
噛んではいけないものを噛んでしまった場合は、強い口調ではっきりと「ダメ」と言って、噛んではいけないものなんだと教え込む必要があります。
ただし、犬が噛んで良いものを選んで遊びはじめたときは、褒めて一緒に遊んであげるようにしてください。
無駄吠え